埋没術とかの記録用ブログ

二重のプチ整形とかの話をするよう。

アートメイク(眉)の施術記録、2

アートメイク(眉)の施術記録続きです。

 「それではこれから施術に入ります、まずは塗るタイプの麻酔を塗りますね」とベッドのリクライニングを倒した看護士さんがガーゼ?かなにかでひたすら私の眉毛を押さえていました。
事前に調べた施術の動画などで麻酔前に布で押す(?)という作業はなかったので「これは何をしているのでしょうか?」と聞いてみたところ、マーキングに使ったマジックのインクの油分をティッシュで吸い取っている。とのこと。
 この作業をきちんとしないと麻酔を塗った時にマーキングが滲んで正確な下書きが台無しになってしまう、かなり重要なことなんです。と。
 ティッシュで10回以上は押していたので「そんなに繊細なことをするのか……」と感心する私。普段マジックで何かを書いて移ったり滲んだりしないようにティッシュで押さえるにしても1~2回するかしないかじゃないですか?
 本当に何度も何度も押していたので、何か不思議なことをしているのかしらと思って質問したくらいなので。ちなみに私は普通~感想肌で油取り紙を使わずに生きてきたくらいに油分が少ないので尚更に気になったところはあります。
 そんなこんなでティッシュ作業が終わったら麻酔を塗布。10分くらい放置しますと言われましたが20分くらい放置されました。動画でよく見たような麻酔上のラップはなし。
痛みに関しては「まれに痛がる方もいるが、大体の方は軽い痛み。寝る方も多い」とのこと。痛みには強い方ですが痛くないにこしたことはないのでドキドキ。
 看護士さんが戻られて眉の色を決めることに。現在私は美容院でオーダーミスしてかなり黒い髪色。ですが普段はもう少し明るいのでそれらを説明。
元々の眉毛からかけ離れた色だと浮いてしまう(立体的な毛ではなく肌への色づけなので、眉マスカラやブリーチで調整きかないため)ので暗い色なら「グレー系」か「ブラウン系」のどちらがいいか?という話になりました。現在使っている黒髪あわせのアイブロウがグレーなので、アイブロウを取り出してそちらの方が自然では?と伝えるとブラウンがお勧めとのこと。
 常に黒髪ならグレー系でもいいけど、普段焦げ茶~茶色なら暗めのブラウンが肌の色や眉毛の地毛の色と合わせて考えても浮かないと思うと。
「よくわからないので、お任せします!」とここでも丸投げし、カラーチャートのような写真を数枚見せられ「この中ならどれがいいですか?」の中間くらいを選択していって色が決まりました。

色が決まり、看護士さんの準備が終わればいよいよ「それでは左眉からはじめていきます」と宣言され、麻酔を拭いとってから施術が開始しました。
 が。あまりにも痛みがなさすぎて「なんかゾリゾリ聞こえるからはじまってるのか?」という感覚。正直施術部位よりもその周りを抑えつける指の圧力の方が痛い。
施術部位は触られているという感覚すらなく、ただ音が「ゾリ……ゾリ……」と聞こえます。男性のかなり濃くて太い髭の髭剃りに近い音で、肌を切りつけるとこんな音がするんだなぁと変な感心をしてしまいました。
アートメイクは機械彫りと手彫りがあるのですが、こちらは手彫りでの施術なのでとても静かな中にゾリゾリという音だけが聞こえます。
 一通り最初の線(傷)をつけてから「それでは再度麻酔を塗布します。最初のは表面だけですが、これは傷口に入り込むので更に効きますから以降はかなり楽になると思います」と気遣うように言われ「え、いやすでに無痛で……」と逆に困惑するわたし。
 ここまで完全無痛は珍しいそうです。痛いまでいかなくても針で突っつくとか引っ張られるとかそういう感覚はあるらしい。何もない。押さえてる指が痛いというのは流石になぁと思ったので何も言わず。
音と指の位置でなんとなくここらへんを施術しているのだろうなぁとは思いつつ、何もわからないので看護士さんと雑談したりウトウトしたりしていたらあっという間に終わり近くです。
 「色を定着させるために眉毛に塗り広げます。これは沁みます。痛いので我慢してください」と宣言され、何かがベターと塗りつけられ、更にグリグリと浸透(?)されるように押し付けられます。
ここではじめて「あ、これは痛い」とはなったものの、あくまでも沁みるなぁという程度。傷口に消毒液かけるよりも痛くないくらい。
 塗りつけた後に看護士さん退出して10分くらい放置されるので、意識が眉毛だけに集中してしまうから余計痛く感じたかなぁという程度。
 おそらく別のことを考えてたり、施術中みたいに看護士さんと雑談してたら何も感じなかったと思います。
 そんなこんなで10分経過し、塗料を拭いとったあとに「ここ抜けてるんで足します、麻酔塗ります」「起き上がってください(凝視)、ここも足りないですね、足します」と綿密な最終調整が入ります。やはり寝転んでいる時と起き上がった時では違うようで。かなりしっかりと調整していただきました。眉毛周りは少しヒリヒリしています。軽い日焼け後みたいなイメージ。
 「それではどうぞ」と鏡を見てビックリ。眉毛ある……。あんなにしっかり拭き取られたのに、眉毛がしっかり眉尻まである……。

 シミュレーションの眉ラインだとかなり太めの眉だと思っていたので「もっと細く仕上げます」とは聞いていたけれど、思ったり全然細いというか自然で綺麗な眉毛。いやこれ眉メイクいらない。
 よく「最低限の部分だけアートメイクを入れて、眉メイクで仕上げる」と聞いていたけれど全然いらない。完璧な完成品。すごい。
 感動してワーキャー言っていたら「足りないところや直したいところなどありますか?」と質問されたのですが「いやすごいです完璧です」以外に言えることもなく。いやすごい。

 以下、ビフォーアフター
ワセリンでテカテカなのはスルーしてください。

時間経過でもう少し明るくなるらしいのですが、直後はかなり「黒眉」って印象でした。限界までアップすると「あ、茶色で入ってる」ってわかる感じですね。

3枚目のアップの写真の、右半分くらいはほぼアートメイクです。うっすら短い毛が見えると思うのですが、それだけが地眉毛。パッと見は本当に自分の眉毛にしか見えないです。すごい。